高齢者の運動≠易しい筋トレ
1月も後半になり
寒さも本格的になってきました
体調の管理はしっかりしましょう!
何をするにも身体が資本ですからね!
本日は私の持論を少し書きます。
私のお客様は
ダイエットや筋肉づくりを目的にする方もいますが
ご高齢の方も多くいらっしゃいます。
そこでいつも考えることです。
よくテレビや雑誌などで
「健康的な身体になるためには○○をしましょう!」
「○○を毎日行うと脚腰が丈夫になります!」
などのトレーニング情報を目にします。
例えば段差の上り下りや
椅子を使ったスクワットなどです。
それらを見て皆さんはどう思いますか?
若い人が行うトレーニングの簡易版
負荷の低い版と単純に思ってはいませんか?
誰でも簡単にできる!
という印象は運動が嫌い・苦手という方も
取り組みやすいです。
運動をしないよりも少しでも運動を習慣付けた方が
間違いなく身体にいいことなので
業界的にその方向に人々を動かそうとしている
意思がそこに介在します。
ただ私が思うのは
既存のトレーニングの簡易バージョンを行えばいい
という印象がトレーナー側もそうですし
トレーニングを行う側にも少なからずある
ということです。
私は高齢者のトレーニングは
アスリートのトレーニングとさして変わらない
と考えています。
ただ筋肉をつける!という容易な話ではなく
目的から課題と解決策を
しっかり見抜いていかなければいけません。
それがどの部位の話なのか
どの身体的特徴(姿勢や動作のクセなど)
からくるものなのか
筋肉の量だけではなく、力の出力の仕方、
バランス能力、筋持久力、巧緻性など
何の能力を伸ばし・補うべきなのか。
それらがどんな生活習慣からくるもので
何を是正していくべきか。
メンタルとフィジカルのバランスを
どのように保つか。
などなど、、、
熟考しなければいけない理由は
挙げていくとキリがないほどあります。
健康でい続けるために運動をしよう!
とお考えの方は是非一度、
何が自分にとって健康なのか
どのようにすればそれを維持・向上できるか
よく考えてみてください。
これをやってればいいんでしょ?
というスタンスを脱して
ワンランク上の健康習慣を身につけましょう!
enjoy! fitness!
この記事へのコメントはありません。